中途半端はいらない。
目指すは圧倒的な存在

富山 徳仁2018年新卒入社 投資再販事業部   慶應義塾大学 経済学部卒

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LIFE PHILOSOPHY

誠実 勤勉 俯瞰視

負けたくない―
越えてゆけ、昨日までの自分を。

大学入学と同時に、熱烈な勧誘を受けて始めた重量挙げ。けれど、あっという間にその魅力に支配された。厳しいトレーニングの成果が、数字になって表れる。この競技は、過去の自分との闘いだ。昨日より強くなるために、結果を出せる自分になるために、何が必要かを考える。そして、地道なトレーニングを続けていく。記録は右肩上がりに伸びていった。パワーリフティングの全国大会にも出場した。目の前の壁を乗り越えるたびに、見えてくる新たな世界。そして、達成感。それが、僕の人生理念をかたちづくったのだと思う。
 そんな僕が、次のステージに選んだのが、ファミリーコーポレーションだ。不動産に興味があったわけではない。欺瞞に満ちた不動産ビジネスに革命を起こすという大義。そして、圧倒的な魅力を持つ先輩たちの存在が、理想の自分を示してくれているような気がした。ここで、さらなる成長を遂げたい。多くの人々に未来の価値を届けたい。僕は、希望に満ち溢れていた。

自分を裏切るな。
いつか、その時はやってくる。

ところが、キャリアのスタートは順風とはいえなかった。配属されたのは、投資再販事業部。不動産物件の仕入れ営業を担当することになった。僕が買い付けた物件が、建築部門の手によって投資ソリューションとして生まれ変わり、お客様に価値を提供していくことになるわけだ。
 お金を出せば、好きなものが買える。当たり前だと思っていたことが、ここでは通用しない。営業先である不動産仲介会社には、それぞれに独自のコネクションがあり、飛び込みで訪れた僕には、買わせてくれないどころか、物件情報を与えてくれることもなかった。同期入社の仲間が契約を決めていく。でも、自分は案件すら持ってくることができない。逃げたい。そう思い詰めたことも、一度や二度ではなかった。けれど、その度に唇を噛みしめ、立ち向かった。努力し続けている自分を裏切りたくない。昨日の自分に負けたくない。その一心だった。
 もう一度、できることから始めよう。そう考えて、自社の魅力や強みの理解に努めた。過去の事例を徹底的に調べ上げた。初めての契約が決まったのは、12月の終わり。冬休みに入っているにも関わらず、上司も付きっきりでサポートしてくれた。
 「おめでとう。がんばったな」
 その一言に、目頭が熱くなる。昨日までの自分を越える、待望の瞬間だった。

できる。
その自信が、扉を開いた。

このまま、一生、契約できないのではないか。その時が訪れることはないのではないか。正直、マイナスの感情に支配されていた時期もあった。けれど、一度の成功によって、これまでに見えなかった世界が見えてきた。
 僕にも、できる―
 その自信が、次々と成果につながっていく。口下手だった自分でも、ストーリー性を持たせたプレゼンテーションができるようになった。営業先で「何しに来たの?」と言われていたものが、確かな信頼関係を築けるようになった。同期でも遅咲きだった自分が、社内表彰でMVPを獲得することができた。僕は、昨日の自分に負けなかった。越えることができた。今では、自信を持って、そう言える。
 ただし、まだまだ現状に満足しているわけではない。成果を出せたのは、上司や先輩のサポートがあったからこそ。独り立ちできたとは思っていない。これから入社してくる仲間たちを支えられる自分になるために。行動と成果でこの会社を牽引していける自分になるために。僕は、昨日の自分を越え続けてゆく。その闘いは、決して終わることはない。